石社修一氏 石社(いしこそ)修一氏             

所在地  広島市佐伯区

主な製品 包丁、かんな、切り出し小刀など

略歴   新潟県三条市の名人鍛冶、岩崎氏に師事。

一口コメント

若いが非常に研究熱心。作品数は少ないがすでに名人級の切れ味を出す
しかし残念な事に、一つの刃物を作るのに大変な時間をかけるので、中々注文に応じられないのが悩み(本人はあまり悩んでいないので、よけいに困る)。

出刃包丁一本作るのに、一日も二日も時間をかけて丁寧に作っている。とても割に合わないのだが、それでも楽しそうに仕事をしている、不思議な人物。

大工の集まり『削ろう会』などには必ず出かけて、自分でこさえたカンナの切れ味をこの目で確かめ、大工の批評を聞くのを無上の楽しみとしている。切れ味の追求には全てを犠牲にしてもいとわないという、根性の持ち主。

どうぞこの男、皆で育ててやってください。


石社修一製作商品

切り出し小刀
右側
全長  225mm  巾 23mm
重さ  90g
鋼の素材 スウェーデン鋼 品切れ中 

左側
全長210mm  巾23mm
重さ 74g
鋼の素材 スウェーデン鋼  お問い合わせ下さい

石社氏の刃物の真髄は、その切れ味に有ります。
師である三條の岩崎氏から、厳しく仕込まれたのは当然のこととして。も作、舟弘等各地の名人鍛冶屋に親しく出入りし,真摯に教えを請い、また金属試験所に自分の刃物を持ち込んでは、研究に余念が無い。

石社さんが自信を持って送り出した切り出しナイフです。

寸八かんな
赤台付き


これも石こそさんの数少ない商品です。
削ろう会でとても人気があります。
私も石こそさんのカンナを使っていますが、千代鶴貞秀、千代鶴延国に混じって遜色がありません。

価格 お問い合わせ下さい 品切れ中

刃物の大喜(はもののだいき)